凄く読みやすい本でした。
内容は とても考えさせられる事もあるのですが
例文が、多くあり
分かりやすく とても参考になりました。
恥ずかしながら
エンパワーメントって何？
から正直入りました。
それは
自律した社員が自らの力で仕事を進めていける環境をつくろうとする取り組み。
自分で最善のアイデアを生み最高の仕事をするようになる事は勿論
熱意を持って自分の事として誇りを持って仕事をするようになる。
会社の利益と自らの目標を高いレベルで融合させ責任を持って行動するようになる。
それできたら凄いなー
と思いながら読んでました。
その為の３つの鍵。
- 正確な情報を全社員と共有する
- 境界線を明確にして自律的な働き方を促す
- 階層組織をセルフマネジメント・チームで置き換える
凄い難しく聞こえますが
要するに組織のメンバーが持っている知識、経験、モチベーションの力を解放して驚く成果をあげる為のステップです。
との事。
しかし、多くの困難がある事も書かれています。
今までは誰もが同意する成功の基準があったが、変化と生存競争の時代では、通用しなくなる。
部下が才能とエネルギーを伸ばす事を助け彼らがゴール達成の為に効果的に支援する事。
それは、部下が上司の為に仕事をするのではなく上司が部下の為に仕事をする事になりうる事。
なんとなく最近 考えていた事と合致しているなと思いました。
第一の鍵で言えば
正確な情報を持っていなければ
責任ある仕事をする事ができない。
正確な情報を持っていれば
責任ある仕事をせずにいられなくなる
要するに信頼
自分がオーナーになったつもりで行動する事を促す。
第二の鍵でいえば
自律した働き方を促進する６つの境界線。
目的…我々の事業は何か？
価値観…事業を進めるにあたっての指針は何か？
イメージ…どんな将来像を思い描くのか？
目標…なにを、いつ、どこで、どうやって達成するのか？
役割…誰が何をするのか？
組織の構造とシステム…仕事をどう位置付け、どう支えるのか？
社員が企業のビジョンを共有し
その中で自分の役割は何かを理解し
どんな違いを生み出せるかを自覚した時に
ビジョンが本当の力を発揮する。
単純な考えと賢明な仕事である。
と、言っています。
第三の鍵は
セルフマネジメント・チーム。
上司に頼らないで仕事ができるようになる方法を部下に教える事。
チームスキルの大事さ
そして失敗は
進歩と能力開発のチャンス
あらさがしや犯人さがしをするよりも
価値観に裏打ちされたガイドラインに従って行動すれば事態は修復できる
そして自由のなかでも
守らなくてはいけない事
- なによりも お客様第一で行動すること
- 会社の利益を追求すること
- 品質を高めるための意思決定は柔軟に行うこと
- 社内の他部門とつねに情報を共有すること
そして
- 方向付けの段階
- 不満の段階
- 解決の段階
を経て
成果発揮の段階へ
色々な事が書かれていましたが
新たな気づきを沢山頂いた気がします。
星野リゾートの星野佳路さんの実体験も
とても心に突き刺さりました。
偉い人はいないという組織文化。
フラットな人間関係って理想ですよね。
言いたい事も言えない こんな世の中は
ポイ◯ン。
なーんて。
社長にはなった事がないから分からないけど
店長になれたのは、みんなの お陰だし
みんな がいるから店長でいられる
そこに偉いとかは無くて
役割の問題なんだと思ってるんです
それを形成してくれてる組織の在り方だったり
役割を、みんなが ちゃんとしてくれるようなサポートができなきゃ
なんの意味も無いわけで
自分の意義や価値を時代に沿って変化させていかなきゃなーと。
まだまだ。これから。
では。
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