「あなた」という商品を高く売る方法
を読んで。
永井孝尚 著
この本を読んだ理由は別に自分を高く売りたいとか、そんなつもりは無くて
ただただ自分自身の価値をどう高めたら良いのかのヒントを貰いたくて読みました。
しかし、読んでみて考え方が少し変わるような、様々な気づきを貰えました。
豊かで成熟した現代では消費者のニーズをとらえた多種多用な製品が生まれる。
〇〇なら あそこの会社。
〇〇なら ここの会社。
みたいな
それは皆が知ってる事だし自分もあります。
ただ、それが細かくなりすぎてきて
そのニーズがセグメント化から細分化されてきた。
良い意味で消費者が「より自分らしく、よりワガママに」なったからこそ
今まで通りは廃れていくし、価格競争ではなくて、より良い価値が意味する時代になっている。
確かに、安い物は安い物で良いけど
価値があるものは高いままだし
その価値は 何 基準で どこで決まるのか?
って疑問に思ったことは多々あります。
安いものには、それだけの価値しか感じず
壊れても仕方ないとか、低いサービスでも、まー安いし。
こんなもんかで終わります。
でも、また購入もある。
高いものには、色々な事を求め特別な高価値を感じる。
追求があるし払ってる値段に合わなければ、もう使わないだろう。
問題は安くも高くもないものに対しては
様々な憶測が行く事もあり得る事。
そこから、安くするのか高くするのか
現状なのか
これから価値を どうしていくのか?
という事だと思う。
ずっと そのままなのか。。
その場だけの安売りしている業界も多々あると思いますし
それは、それで消費者のニーズを叶えているので良いと思います。
世の中が変化しているのに進化を拒めば
新たな価値は産まれることは無いし
そのままなら価値は目減りしていく
より安く より良い物の時代が来てるようで
それは、労働力が高いからこそなんだと気付ける。
今後は労働力は減っていくし外国人やAIに頼る分野も多くなる。
だからこそ、本書にかかれている
「戦わないで勝つ」
戦略が必要なんだと思いました。
これからは、わざわざレッドオーシャンで戦う必要はない。ブルーオーシャンを狙う事が必要。
その為のバリュープロポジションの作り方。
その為の強みの育て方。
誰も やっていない事をやる。
リスクの管理。それはリスクを小さくして挑戦する事。
ソーシャルの活用。
その色々な事例が書かれていて勉強になりました。
その中でも1番響いたのは
世の中は常に変化し続けている。「自分は変わらない」と思っても、周囲は変わり続けているから、自分が変化しないと。気がつかないうちに自分の価値が目減りしてしまう。
実は変わる事が危険なのではない。
変わらない事が危険なのだ。
という言葉。
分かっているようで、なかなかできないし
何から手をつけて良いか分からない。
そんな弱音は吐かずに
もっと世の中 そして消費者の変化に敏感になろうと思います。
更に、お客さんの意見に耳を澄ます。
そして、自分の強みというか専門分野を増やす事。
最終的には本書にあるように
自分の価値が高まれば、相手の幸せも大きくなるし、より多くの人達を幸せにできる。
それが社会貢献に繋がる。
まだまだ、できてないですが
自分という商品づくりを戦略的に考えながら
相手が喜んでくれる仕事と
価値を高め、より良い社会を生み出す。
そこまで辿り着きたいですね。
たくさん気づきを頂けました。
ありがとうございます。
では。
ようは競争しないで勝つ事が
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