「人を動かしたいなら「やれ」と言ってはいけない」
小山昇 著
を読んで。
「やれ」と言っても、言うことを聞かないのは当たり前である。
最初に
人の基本姿勢は
- ラクして高い給料もらいたい
- 面倒なことはやりたくない
- ほめられたいし、人に勝てるとうれしい
だからということ。
人を動かすには「心理」が大事で
人の心理がわかるかで差がでる。
人の上に立つ人にとって「鈍感」は「犯罪」です。
とも、書かれています。
その内容は本を読んでいくにつれて
なるほど、ふむふむ、そうだよね。
と思わせられる内容でした。
曖昧な指示ではなく
「なぜ、それをしなければいけないのか」
「それをするメリットと、デメリットは何か」
「どのような手順で、いつまでにやればいいのか」
自分の考えを押し付けず
的確な指示を与える事によって
相手にとっての正解を提示する事。
そして、自分の言いたいことを、言いたいように言うのではなくて、
相手の状況や特性に合わせて伝え方を変えるのがコミュニケーションの基本。
確かにと思わされます。
また、
目標を達成する為には部下と自分、どっちが変われば早いと思いますか?
「頑張れ」といくら言われても、何をどう頑張ればいいのか分からなければ、相手も動きようがない。
これは僕も経験がありますが
色々と試しても答えがみつからないと動かなくなるだろうし、やり続ける事ができなくなる。
だから具体的でないと人は動かない
と
しみじみ思いました。
多くの人が
他人を変えたいと思っていて
でも、自分は変わりたくないと思い
だから、「相手が動いてくれないと」イライラしてしまう。
自分が思っているように相手が動いてくれないから。
これも、よく見かけるし よく聞きます。
ようは人に言われたことは やりたくない。
だから、言い方だったり 相手との関係が重要になるんだと思いました。
任せるのが苦手な人 の所では
自分自身が そうかもと反省し
聞く耳を持たない人の特徴でも
- 言い訳をする
- ああ言えば、こう言う
- 「そうはいっても」「でも」と否定を前提で聞く
- 「自分にはできない」と最初から諦める
- 自分のやり方、考え方を優先させる
聞く耳を持たない人は、自分の非を認めないので、「失敗から学んで成長する」ことができません。
自分自身が昔そうだったと思えたので
納得です。
だからこそ、やる気になる目標設定の仕方も考えないといけないし
過去の自分が そうだったから成長しずらかったんだとも思います。
大切なのは
どうなりたいのか?
その為に どうすれば良いのか?
ちゃんと向き合う事が大事。
その他にも
お金の事
結果ぎ清いものなら、動機は不純でいい
おだてるのと褒めるの違い
怒ると叱るの違い
「人」でなく「こと」を叱る
飲み会を楽しくするルール
一体感のある組織
そして最後に
経験がないから失敗をする
そして、「なぜ失敗したのか、どうすれば次はうまくいくのか」を考え改善するから人は成長しますと言っています。
人間は失敗からしか学べません。
上司やお客様から叱られ、恥ずかしい思いをして、ようやく一人前になる。
実力とは「失敗の数」
「はじめてのこと」「やったことのないこと」は、99パーセント失敗します。
失敗すると恥ずかしい、だから、やらない。
けれど、やらなければ、できるようにはならない。
他人から教わったことを自分で経験してみて、うまくいかないから失敗して、「どうして失敗したのか」を自分で考えてみる。
そうやって行動と失敗を繰り返しながら、他人の教えを自分のものにしていく。
人の成長は、行動と失敗の先にある。
とも。
多くの学びを
ありがとうございます。
活かしていきます。
では。
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